「千秋楽」と「千穐楽」という言葉は、どちらも「せんしゅうらく」と読みます。
相撲や能楽、演劇、舞台、ミュージカルなどの最終日のことを意味するんですね。
物事の最後や終わりの意味も持っています。
そして千秋楽も千穐楽も英語にすると「an end」「a close」「final day of a tournament」となるそうです。
「千秋楽」の由来はいくつかあって雅楽の曲名「千秋楽」が演奏の最後に使われていたことなどが由来となっているそうです。
ちなみに千秋楽の前日のことは「前楽(まえらく)」と言うんですって。
「千穐楽」という漢字は縁起をかつぐ芝居や演劇、相撲などの興行に特化して使われます。
千穐楽の類語として興行の期間の最後の日を意味する「楽日」、
演劇や小説などの最後の場面を意味する「大団円」などがあります。
なぜこんな話を急に?
赤坂ACTシアターの舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』の“2年目”新ハリー・ポッター役に
藤木直人さんが決定という記事を読んでいたら
藤原竜也さん・石丸幹二さん・向井理さんがトリプルキャストで務めた初年度の『ハリー・ポッターと呪いの子』が
「千穐楽」を迎えた、と。
あれ?「千穐楽」? 疑問に思って調べてみた結果です。