「そこは、たどり着いてはいけない世界」
こんばんは。 同じですね。やっぱり旬なのかな。
去年の6月に浜松へ旅行に行った時のこと。
10代20代の若者が駅に溢れかえっていました。
“若者がきさらぎ駅にどっと”という大見出しで新聞のニュースにもなったそう。
私はその時はじめて映画「きさらぎ駅」を知った。
「きさらぎ駅」は日本のインターネット某掲示板に投稿された怪奇現象の体験談の舞台になった駅。
浜松駅から9番目にあたる、さぎの宮駅がモチーフになったともいわれている。
フィクションの舞台として静岡県浜松市の遠州鉄道、そこから繋がった異なる世界へ。
なんか…『Pending Train』みたいなストーリーの展開…?
主人公の女子大生が、実際には存在しない「きさらぎ駅」で異世界の謎を追う、というもの。
ただ謎を追うのではなく、どう生き残るかがテーマ。
原作と映画では、結末が違うらしく それでもいい終わり方だったと観た人が
口を揃える好評価の作品。
「きさらぎ駅には手順を踏めばまた行くことができる」
そんな漠然とした期待感が映画を観た人、原作を読んだ人の心を掻き立てる。
溢れかえったあの人混み、あの光景こそがまさに私の体験した都市伝説。
ネット投稿のシンデレラストーリーです。
余談:映画「きさらぎ駅」2022年6月封切
主演は朝ドラの「まれ」や「おかえりモネ」に出演した恒松祐里さん。