大河ドラマ「光る君へ」が1/7にスタートしましたね。
ビデオリサーチ調べによると平均世帯視聴率は12・7%で大河初回歴代最低視聴率を更新したそうです。
裏番組で圧勝したのがテレビ朝日系「芸能人格付けチェック!2024お正月スペシャル」でした。
(Tverで見ましたけど)確かに「格付け」面白いですものね。
さて、今回の大河は、紫式部にスポットをあてて描かれるというので、個人的には待ち焦がれていたドラマなのです。
辰(龍・竜)にまつわることわざに「竜は一寸にして昇天の気あり」という言葉があります。優れているものは、幼い時から非凡な才能があるという意味で、きっと紫式部も幼い頃から非凡で優れた才能の持ち主であったのでしょうね。
【百人一首 57番 紫式部】
『廻(めぐ)り逢(あ)ひ(い)て見(み)しやそれともわかぬまに
雲(くも)がくれにし夜半(よわ)の月(つき)かな』
【百人一首解説】
「久しぶりに会って、昔の友だちかどうかわからないうちに、雲に隠れる夜更けの月のようにあわただしく帰ってしまいましたね」という意味。幼なじみとのつかの間の再会を、月になぞらえて詠んだ歌です。紫式部の代表作は、『源氏物語』と『紫式部日記』。若くから和漢の学に秀でていました。
引用元「にほんごであそぼ」より
花言葉「聡明」は、「源氏物語」の執筆で有名な紫式部に由来しています。 「愛され上手」の花言葉は、源氏物語の主人公である美貌と才能に恵まれ多くの女性に愛された「光源氏」が由来なんですって。
紫式部は、シソ科・ムラサキシキブ属に分類される落葉性の低木で日本や中国、台湾に分布し、樹高は2~3mほどに生長します。
夏になるとピンク色に近い淡い紫色の花を房状に咲かせ、紫色の実は9~11月に、葉っぱの付け根あたりにまとまって付くのが特徴です。
紫式部は世界最初の恋愛小説を書いた作者で平安中期の女流歌人ですが、父は藤原為時(ふじわらのためとき)、生没年は諸説ありますが、不明です。ドラマ第1話放送「約束の月」では母が目の前で藤原道兼に殺されるシーンがありました。
脚本は大石静さん。
川端康成氏がノーベル文学賞を受賞するときに、「生きていれば紫式部の「源氏物語」に授与したかった。その文学の流れを受け継いでいる彼に。」というエピソードがあったと聞いた記憶が印象にあります。
大石静さんの描く、紫式部。どのような展開になるのか次回を楽しみにしたいと思います。
今日のドラマのおともは、小倉山荘の“想ひそめし”でした。京都、大原野神社へ参拝した友人からのお土産です。