こんにちは。今日はタロとジロの生存が確認された日。
タロとジロは初代南極観測船に同行した樺太犬の兄弟です。
今、１日に発生した能登地震によって被災したペットたちの問題が取り上げられています。
昨日のニュースでは、避難所には連れていけない為、ペットとともに車で過ごしている人や、壊れた家屋で一緒に暮らしている人などの話が紹介され、震災で迷子になったペットたちを探し、飼い主の元へ届ける男性がインタビューを受けていました。
今週末は自宅で「宗谷物語」を見て過ごしています。
「宗谷物語」はテレビ東京のアニメ番組で1984年2月7日から同年6月26日まで21話が放送されました。
数奇な運命をたどることになる商船「地領丸」、のちの初代南極観測船「宗谷」にまつわる物語です。商船「地領丸」は日本海軍に買い取られ、「宗谷」と改名します。戦争を経験しているのですね。終戦後は樺太への引揚船となり、そして南極観測船という任務に就くことに。
全体的なストーリーは実話を元に製作されました。第３話 ～第15話の多くの話や、第17話におけるタロとジロのやりとりはフィクションだそうです。とくに前年に公開された映画『南極物語』を元に製作された第17話は子供向けに脚色されており、『南極 物語 』の後半部分の重い展開は大幅に緩和され、第16話以降は実在の人物が登場するなど、ほぼノンフィクションです。
また、第10話については絵本化もされていますし、「奇跡の船・宗谷物語 川嶋 康男 著」として単行本も発売されました。
生きることへの希望と愛することを忘れないための日。
被災ペットについて考える日にしたいと思います。
