今日の一枚、今日のひと言

趣味のことやドラマ映画の感想など書き留めておきたいこと・覚えておきたいことを記していきます

フニクリフニクラ*映画「コーヒーが冷めないうちに」

こんにちは。
映画「コーヒーが冷めないうちに」の原作は脚本家であり演出家の川口俊和氏による日本の戯曲です。
2015年にはご本人による同名の小説化、それを原作とする映画が2018年9月に公開されました。
小説での主人公・時田 数(ときた かず)は切れ長の顔立ちをしていて、特徴がない為に人からはあまり覚えられないとあります。
丸顔でくっきりお目目の有村さんとは少しイメージが違うようですが。
主演は有村架純さんです。監督は塚原あゆ子さん。脚本は奥寺佐渡子さん。主題歌 はYUKIトロイメライ」(EPICレコードジャパン)
2019年、第42回日本アカデミー賞話題賞・新人俳優賞を伊藤健太郎くんが受賞しました。
伊藤健太郎くん演じる新谷くんが劇中で言ったコトバ。
「人を幸せにすると いつか自分にもその幸せが返ってくるんだよ」
    
小説はシリーズ化されていて2023年7月時点で37言語で刊行され、2023年9月時点では累計370万部の突破だそうです。
4回泣ける小説として本屋大賞にもノミネートされた作品です。

4つのストーリーが不思議な喫茶店を舞台に綴られ、見た人の気持ちをほんわかと温かくする素敵な映画でした。
「その席に座ると戻りたい過去の時間に戻ることができる」という不思議な都市伝説がある、喫茶店フニクリフニクラ
その席に座って店員の時田 数が淹れたコーヒーを飲むと、戻りたい過去に行けるというファンタジー映画。
それにはちょっとしたルールがあって、過去に戻っても「過去は変えられない」
数がコーヒーを淹れた瞬間から、冷めるまでの間、時間が止まり、冷めるまでにすべて飲み干さなければいけない、というもの。

4つの中で一番印象に残っているのが認知症を患っている奥さん役の薬師丸ひろ子さんとご主人役の松重豊さんのエピソードでした。
認知症は、私たちにとっても身近で避けられない病気の1つだと思うのです。
だから たくさんの人に観ていただきたい映画です。

コーヒーが冷めないうちに
第1話「恋人」 結婚を考えていた彼氏と別れた女の話
第2話「夫婦」 記憶が消えていく男と看護師の話
第3話「姉妹」 家出した姉とよく食べる妹の話
第4話「親子」 この喫茶店で働く妊婦の話
この嘘がばれないうちに
第1話 22年前に亡くなった親友に会いに行く男の話
第2話 母親の葬儀に出られなかった息子の話
第3話 結婚できなかった恋人に会いに行く男の話
第4話 妻にプレゼントを渡しに行く老刑事の話
思い出が消えないうちに
第1話 「ばかやろう」が言えなかった娘の話
第2話 「幸せか?」と聞けなかった芸人の話
第3話 「ごめん」が言えなかった妹の話
第4話 「好きだ」と言えなかった青年の話
さよならも言えないうちに
第1話 大事なことを伝えていなかった夫の話
第2話 愛犬にさよならが言えなかった女の話
第3話 プロポーズの返事ができなかった女の話
第4話 父を追い返してしまった娘の話     wikiより

キャスト
時田数 - 有村架純(幼少期:高松咲希)
新谷亮介 - 伊藤健太郎
清川二美子 - 波瑠
賀田多五郎 - 林遣都
時田流 - 深水元基
平井久美 - 松本若菜
高竹佳代 - 薬師丸ひろ子
平井八絵子 - 吉田羊
房木康徳 - 松重豊
時田要 - 石田ゆり子
未来 - 山田望叶

監督の塚原 あゆ子(つかはら あゆこ)さんは埼玉県出身で千葉大学文学部卒のドラマ演出家・プロデューサー。
主な作品に『Nのために』『リバース』『アンナチュラル』『グランメゾン東京』『MIU404』『着飾る恋には理由があって』
『石子と羽男-そんなコトで訴えます?-』『最愛』などがあります。
監督作品には目黒蓮主演、顎木あくみの超人気原作を塚原あゆ子監督が映画化した「わたしの幸せな結婚」(2023年)など。



お題「もし、1つだけ魔法が使えるなら、どんな魔法が使いたいですか?(どんな作品でもOK。オリジナル魔法でもOK。ぜひ、お気軽にご参加ください)」

時田 数になって時空を超えるコーヒーを淹れてみたい。