こんにちは。
それでは前回のつづき、さくら街道ドライブで星宮神社へ立ち寄ったお話です。
あ!やってしまった。晴天だとスマホの液晶画面が真っ黒になって見えなくて、頭半分きれた写真とかになることってありませんか?
駐車場から参道への入り口で薄いピンクの石楠花が見頃を迎えていて、そこへ丁度ハチが飛んできたので 1 枚パチリ。
寛永9年(1632年ー1695年)に郡上市美並町で生まれたとされる円空。この地を中心に全国各地を遊行して、修験僧として厳しい修行を行いながら、「円空仏」と称される数多くの神仏像を残しました。円空のふるさと、郡上市美並エリアには、貴重な円空仏がたくさん残されていて、ゆかりの場所を訪ねることもできます。
❝日本のへそ❞といわれる美並にさしかかったときに「星宮神社」の名に魅かれ案内板に沿って山道を走るとそこは「円空仏」で知られる、円空さんゆかりの神社でした。
偶然にもその日は地域の人が集まって、境内では神事が開かれていたようです。
境内は広く、杉や檜の大木がうっそうと茂る自然豊かな森、どこまでも閑静で砂利を踏む足音さえ、はばかれるような厳かで神聖な空気が漂っておりました。
星宮神社(ほしのみやじんじゃ)は高賀山信仰における中心的な社の一社。
粥川寺は円空ゆかりの寺といわれ、幼き頃、経文や手習いを教えられた場所と伝えられているそうです。ご神体は虚空蔵菩薩。ご神体が仏像であり、別当寺である星宮神社には神仏習合の形が残っています。パワースポットを感じますね。
またこんな伝説もありました。947年ー957年頃、妖怪さるとらへびが村人に危害を加え、朝廷から藤原高光が遣わされ、妖怪を退治したという説が伝わっているそうで、粥川谷の鰻が藤原高光に正しい道を教えたことにより、さるとらへびを退治できたことから、鰻が星宮(明星天子)の使いとされ、この地の氏子は鰻を捕まえたり食べたりすることを禁じられてきたそうです。そういう言い伝えがあって渓流釣りは禁止区域となっています。
そして星宮神社は喘息と眼にご利益があるのだとか。私どちらも当てはまるのでしっかりお参りしておきました。
◇星宮神社:東海北陸道 美並インターから車で15分
「モネの池」や「郡上八幡城」にも比較的近いので観光を兼ねて立ち寄るのもよいですね。
国道へ出る信号のところに菓子本舗があり、円空さんの最中を買いました。美並で唯一の和菓子屋さんとのことでしたが、ショートケーキや菓子パン、スナック菓子のようなものまで売っています。ホイップの入った大福が人気商品のようですね。お味は大福も最中も甘さひかえめでおいしいです。
◇ 美並の渡辺菓子舗:長良川鉄道美並苅安駅[出口]徒歩2分
あじさいの季節にまたお参りしたいと思います。
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4月18日は「ガーベラ記念日」です。
日付は「よ(4)い(1)は(8)な」(良い花)と読む語呂合わせと、「ガーベラ」の出荷最盛期が4月であることから。
ガーベラについて