今日の一枚、今日のひと言

趣味のことやドラマ映画の感想など書き留めておきたいこと・覚えておきたいことを記していきます

映画『ワンダー 君は太陽』と今朝のおめざ

こんにちは。

3月24日に石川県志賀町で“移動映画館”が催されたとニュースで知りました。
これは俳優の斎藤工さんが発案されたもので、疲弊している被災地の人々に映画を届け、少しでもリラックスしてもらいたいという願いが込められています。当日は志賀原発周辺の住民300人が無料で招待されたそうですよ。
気分転換になったという人が一人でも多くいたら、この“移動映画館”は大成功ですね。
さっそく上映された映画の1つ『ワンダー 君は太陽』を観てみました。
この映画、文部科学省特別選定の作品でR・J・パラシオの児童小説を『ウォールフラワー』などのスティーヴン・チョボスキーが映画化。
ワンダー=奇跡
ワンダーの語源はゲルマン祖語の「wundra」驚くべきこと・奇跡・不思議なことという意味からきています。
主演は母親役をジュリア・ロバーツオーガスト(オギー)をジェイコブ・トレンブレイが務めました。
オギーはトリーチャーコリンズ症候群が原因で顔の形が変形しており、27回の手術を受け入退院を繰り返していました。
トリーチャーコリンズ症候群というのは、5万人に1人と言われている難病で、頭蓋顔面の発育障害による両側対称性の耳介・下顎の形成異常を特徴とし、その他の頭頸部異常を合併する遺伝性疾患です。(TCOF1遺伝子の異常が全体の約70~90%を占めている。)

映画の給食で食べていた野菜スティックとスープ。パンは黒胡麻トースト

映画『ワンダー 君は太陽   113分   2018年日本公開 アメリカ映画
監督:スティーヴン・チョボスキー
脚本:ジャック・ソーン、スティーヴン・チョボスキー、スティーヴ・コンラッド
出演:ジュリア・ロバーツジェイコブ・トレンブレイオーウェン・ウィルソン、 イザベラ・ヴィドヴィッチ、マンディ・パティンキン 他
第90回アカデミー賞のメイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネートされた作品


母親の名言「人の顔には印があるの。心は人の未来を示す地図で、顔は人の過去を示す地図なの」


修了式の日
「ママ、ありがとう。入学させてくれて。時々腹の立つこともあったけど、僕は幸せだよ」
校長先生のスピーチは
「本日、最後の授与。ヘンリー・ビーチャー賞はみんなの模範となる優秀な生徒に贈られます。いつもなら福祉に貢献した生徒に贈られるのですが
❝偉大さは強さの中にはない。強さを正しく使うことの中にある。❞
静かな力で大勢の人の心を掴んだ、ある生徒に贈ります。では、オーガスト・プルマン君。受け取りに来てください!君のメダルだ。」
「僕は歩きながら宙に浮いてる気がした。心臓がどきどきして選ばれた理由がわからなかった。デス・スターの破壊じゃなくて無事に5年生を修了しただけなのに……。でも終えるのはとても大変だ。僕は普通じゃないから。心の中を覗けたら、みんなも普通じゃないと思う。誰だって一生に一度は賞賛されるべきだ。」


これは難病で顔が変形しているオギーが憧れの宇宙飛行士のヘルメットをかぶり、1年の中でハロウィンが一番好きだと言って人前に出ることを嫌っていた彼を普通の学校に通学させようと背中を押す母親と、オギーを取り巻く家族。引きこもりにならずに学校でのイジメに立ち向かい、その中からひとり、またひとりと心が通じる真の友人が増えていく過程を、学校生活の大切さを教えてくれる映画です。

今朝のおめざは、映画の中の給食のシーンで子供たちが食べていた野菜スティックとスープ。いただいてみました。





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