こんにちは。
3月だというのに雪降ってきちゃいましたよー。通勤通学のみなさん、足もと気を付けてくださいね。
ノーマルタイヤなので不要不急の外出はセーブしないと。
雪と言えば……冬季オリンピック。先日、映画「ヒノマルソウル〜舞台裏の英雄たち〜」を観ました。
これは長野五輪におけるスキージャンプ・ラージヒル団体戦の1回目のジャンプのあとに悪天候で競技が中断し、25人のテストジャンパーが猛吹雪の中を再開に向けて次々と飛んでみせた実話を映画化したものでした。
主演は「おっさんずラブ」の田中圭さん。ジャンプ団体戦のメンバー4人から外され、屈辱のテストジャンパーとして、最年長のメンバーとして複雑な思いでその場所にいる西方仁也さんを演じました。奥さん役に土屋太鳳さん。障害を持つテストジャンパー役には山田裕貴さん。
私たちはメディアが追う、表彰台に立つ金メダリストの原田さんや舟木さんといった花形スターのスポットライトがあたった華やかな部分しか知らないですし、記憶に残っていないわけです。
その彼らが金メダルを獲れるよう陰で支えたスタッフ(テストジャンパー)たちがいたことを、その陰の部分に光をあてたノンフィクションの作品です。
この映画公開に先駆けて小説家・涌井学さんによるノベライズ作品(小説)が刊行されました。涌井さんの主な作品にはノベライズ「映画 謎解きはディナーのあとで」「世界からボクが消えたなら」「小説 映画ドラえもん のび太の新恐竜」「オッドタクシー」小説「マジックに出会って ぼくは生まれた」「いっしょにいるよ―子どもと裁判に出た犬 フランとハッシュの物語―」等があります。
何故、いまこの映画なのか?
長野五輪は1998年ですから四半世紀が経っているんですよね。通常なら選手の皆さんは引退されて監督とか後輩育成の指導者とかなさっている年齢なわけです。ところがその時の選手メンバーだった葛西紀明(かさいのりあき)さんは1972年6月生まれの51歳、現役で活躍されているんですョ。世界では「レジェンド葛西」と呼ばれています。
当時は足の怪我の影響で個人ノーマルヒルで7位入賞。個人ラージヒルのメンバーから外され、さらに団体メンバーからも外されて西方仁也さんと同じように非常に悔しい思いをされました。その時の悔しさが今も競技を続ける原動力になっているのだとか。
2024年2月3日のスキージャンプTVh杯において、国内大会2年ぶりの優勝!!全日本スキー連盟A級公認大会での50代勝利は異例とも言える快挙だそうです。
鳥人?まさに超人。いくつになってもあきらめない。この姿勢はスキージャンプだけじゃなくて、あらゆることにおいてお手本になりますよ。お怪我のないように記録を更新していただきたいです。
そういうこともあって私にとって長野五輪は特別なのです。
映画「ヒノマルソウル〜舞台裏の英雄たち〜」 東宝 115分 2021年公開
監督:飯塚健
脚本:杉原憲明 鈴木謙一
主題歌:MISIA「想いはらはらと」
キャスト:田中圭 土屋太鳳 山田裕貴 眞栄田郷敦 小坂菜緒 落合モトキ 菅原大吉 八十田勇一 濱津隆之 古田新太
今日は3月8日でレモンサワーの日だそうです。
つまみになる小話 “書いたのに メモを忘れて スーパーへ”
あるある……!