今日の一枚、今日のひと言

趣味のことやドラマ映画の感想など書き留めておきたいこと・覚えておきたいことを記していきます

秋の七草・カワラナデシコとおはぎ

こんにちは。

自宅の庭のカワラナデシコ。ただいま白とピンクの2種類が咲いています。初夏に咲いて切り戻しをすると秋にまた花を咲かせてくれます。
23日は秋分の日でしたね。秋彼岸でお墓参りに行ってきましたよ。今日26日は彼岸明けです。

ここで「おはぎ」と「ぼたもち」についての雑学を ちょこっと。
Sweeten the Future から一部引用させていただいたものをご紹介します。

ぼたもちとおはぎは、それぞれ作る季節に違いがあり、その季節の花の名前に由来しています。ぼたもちは江戸時代に春のお彼岸に食べられていたもの。砂糖は貴重だったため、あんこは塩味で作られていましたが、江戸時代中期になると砂糖の入ったあんこが広まっていきました。
一説には小豆を牡丹の花に見立てたことから、「ぼたんもち」と呼ばれていたのが「ぼたもち」に変わったとも言われています。一方のおはぎは、秋のお彼岸に食べられていました。秋の七草のひとつである萩の花と小豆の形状が似ているため、「おはぎもち」と呼ばれていたのが「おはぎ」に変わったとされています。

さらに、夏や冬に作る場合には別名があります。夏の別名は「夜船(よふね)」です。おはぎを作るときには臼でつくことはせず、米を潰して作られるため、餅をつく時のようなペッタンペッタンといった音が出ません。近隣の住人でもおはぎを“ついた”のがいつか分からないことから、夜は暗くて船がいつ“着いた”か分からない「夜船」になぞらえて呼ばれるようになりました。また、冬は「北窓」とも呼ばれ、北にある窓からは“月”が見えないことによります。搗(つ)くことをしないことから、転じて“月知らず”となったわけです。
今では季節の区別なく呼ばれることが多いおはぎやぼたもちですが、春夏秋冬で「ぼたもち」、「夜船」、「おはぎ」、「北窓」と分けて呼ぶこともできるのです。

夏と冬の呼び名「夜船」と「北窓」は知らなかったですねぇ。
これはきっと和菓子職人さんとか茶道の先生くらいしか、わからないんじゃないかしら。


ハギ、キキョウ、クズ、フジバカマ、オミナエシ、オバナ、そしてナデシコ
これが秋の七草です。
ちなみにオバナとはススキのことで秋の七草に数えられるナデシコは、日本各地に自生するカワラナデシコを指します。
ナデシコナデシコ属の多年草花言葉は「大胆」「可憐」「才能」、別名は「ヤマトナデシコ
病害虫の発生はほとんど無くて、植えっぱなしでも毎年花を咲かせてくれますが
環境省レッドデータブックによると、沖縄県で絶滅危惧IA類、鹿児島県、東京都、埼玉県で絶滅危惧II類に分類されています。

薬用としても利用されており、開花期の全草を瞿麦(くばく)、種子を乾燥したものを瞿麦子(くばくし)とよび、
消炎、利尿、通経薬として水腫、小便不利、月経不順などに用いられます。
(流産の危険があるため妊婦には使用しません)


自宅の庭で咲いているナデシコ、実はピンクの種を蒔いて育てたものなのですが、一昨年から白花も見られるようになりました。

突然変異?真っ白になったナデシコ。株分けをして増やそうと思います。

最後に。
炊飯器でつくる「おはぎ」のレシピを見つけましたのでよろしければ参考にしてくださいね。
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