今日の一枚、今日のひと言

趣味のことやドラマ映画の感想など書き留めておきたいこと・覚えておきたいことを記していきます

秋の七草・女郎花&藤袴 ~名月LIVE中継~

こんにちは。
今日のひと言は 晴雲秋月【せいうんしゅうげつ】
意味は晴れた空に浮かぶ雲や秋の澄んだ空の月のように、心が清らかなことのたとえを表現した四字熟語です。

今夜は、20:15~ BS4KとBSプレミアムで「中秋の名月」を各地からLIVE中継するそうです。
   
  (※イラストはAdobe Stockよりお借りしました)

素敵な企画ですね!
これなら曇天や雨の降っている地域でもテレビさえあれば生中継で見ることができますよ。
一緒にお月見をしませんか。

 (2023年9月29日  1:00 スマホ撮影)


秋の七草の「おみなえし」はどうして「女郎花」と書くのでしょう?
「おみな」とは古語で「美人」という意味なのだそうです。
「女郎」という漢字は「若い女性」や「高貴な女性」を指していて「えし」は動詞の「へす」の連用形で
「圧倒する美しさ」というのが通説。……ですが
「女郎花」の語源にはこんな俗説があります。
マツムシソウオミナエシ科の「おみなえし」は多年草の合弁花で、別名「アワバナ」(粟花)ともいわれ、
白いもち米の飯を男性が食べていたことから「男飯」(おとこめし)、
黄色い粟飯を女性が食べていたことから「女飯」(おみなめし)
黄色い粟飯と女郎花の花が似ていることから、この植物を「オミナメシ」と呼ぶようになり、
それが変化して「オミナエシ」になったというもの。これはあくまでも俗説です。
花茎の先に黄色い小さな花をたくさんつけます。仲間の植物「オトコエシ」は白い花をつけます。

(関係ないけど、韓国時代劇にファラン「女郎」というのがありましたね。💦)


■中国原産の多年草・キク目キク科ヒヨドリバナ属の「フジバカマ」(藤袴)は薄紫色の花で、葉に桜餅を思わせるような芳香があります。
また、野生のフジバカマは絶滅危惧種に指定されていて
フラワーショップで見かけるフジバカマは近縁種が流通しているものだそうです。

名前の由来は薄紫色の袴を穿いた少女が野原に佇んでいて、翌朝その少女が立っていた場所から
袴と同じ薄紫色の花が咲いたことで「藤袴」と呼ばれるようになったという可愛い伝説があります。



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