今日の一枚、今日のひと言

趣味のことやドラマ映画の感想など書き留めておきたいこと・覚えておきたいことを記していきます

突如現れたピンクの「どこでもドア」?

こんにちは。
※本日の2枚の画像は、映画『すずめの戸締まり』の聖地とは無関係ですが、高山へ向かう途中に草原の中に突如として現れたピンクの扉のインパクトが強く、雨の降る中、国道沿いから撮影しました。

意図は土地の所有者が、コロナ化で外出を控えなければいけなかった3年前に、ドラえもんに出てくる「どこでもドア」をイメージして畑に設置したのがはじまりだそうです。「扉を開けたら素敵な世界が待っていますように」という願いが込められている夢のある扉です。
この扉を撮影に行かれる場合は私有地であることを踏まえ、近隣住人の方々へのご配慮、及びマナーを十分心掛けて節度のある行動で、心に残る記念の一枚を撮影してくださいね。


場所:岐阜県高山市国道158号線沿い(周辺に別荘地が点在する六厩地区)設置は期間限定みたいですョ。



■ ■ ■ ■ ■ ■ 『すずめの戸締り』おかえり上映のご案内 ■ ■ ■ ■ ■ ■

2023年9月20日から同年10月5日までの計16日間、本作のブルーレイ&DVDが発売されることと、物語が2023年9月25日から9月29日にかけての出来事であることを記念してリバイバル上映が行われます。

新海誠監督のインタビューです。

地方では過疎化が進み、かつての賑わいが失われた場所が増えたことを実感し、「新しい建造物を建てるときには地鎮祭のような儀式があるが、町でも土地でも"終わる"ときには葬式のような儀式は存在しない。それならば人々の思いや記憶が眠る廃墟を悼み、鎮める物語を作ろう」と考えて本作を制作した。

ストーリーの一部をWikipediaより引用させていただきました。

宮崎県の静かな町で叔母・岩戸 環(いわと たまき)と暮らす17歳の女子高校生・岩戸 鈴芽(いわと すずめ)はある日夢を見る。一人の幼い少女が廃墟も立ち並ぶ草原の中をひたすら歩き、母を探すも見つからず疲れ果て蹲る。そこに一人の女性が歩いてくる。その女性を少女は見つめるがその瞬間鈴芽は夢から目覚めてしまう。

2023年9月25日。鈴芽は青年・宗像 草太(むなかた そうた)と登校中すれ違う。鈴芽は彼が気になり通学路を引き返し後を追い、山中の今は廃れたリゾート地にある廃屋で水溜りの中に佇んでいた一つの古い扉を見つける。鈴芽は何かに引っ張られるように扉に手を伸ばし、引き込まれる。その扉の向こうの世界には、広い草原と全ての時間が混ざりあった空があった。鈴芽はその世界に驚愕し足を踏み入れようとしたが何故か世界に入れず、足元にあった猫の形をした石を見つける。好奇心からその石を持ち上げると白い猫に姿を変え逃亡し、それを見た鈴芽も堪らずその場から去っていった。

ダイジンという白い猫が登場します。

扉が存在する場所に現れる、人間の言葉を話す白い猫の姿をした神獣で、鈴芽が最初にたどり着いた廃墟の後ろ戸を封印していた西の要石でした。何も知らない鈴芽が引き抜いたことによって、猫の形を象った石から元の姿に戻って逃げ去ってしまいます。再会した際に鈴芽に懐き、傍らにいた草太には呪いをかけ鈴芽の椅子に姿を変えてしまうのです。怒った草太に追いかけられると同時に逃げ出し、後を追う鈴芽たちをその先々で開いていく後ろ戸へと導いていくのがこのダイジン。


まだ観ていない人は、映画館のスクリーンで どうぞ。


雨や風景の自然描写が美しい、クオリティの高い映像美の新海ワールド。
「すずめの戸締り」は「震災を忘れてはいけないよ」というメッセージが込められた作品です。




お題「好きな監督の好きな映画作品を教えて!」