今日の一枚、今日のひと言

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映画『インセプション』

こんにちは。
まず初めに。
「inception」とは、「開始」「発端」といった物事が始まるということや何らかの出来事や現象が生じる最初の原因や起点のことを意味する英語表現です。

「エクストラクション」とは指で圧力をかける、または器具を使って毛穴の詰まりや黒ずみを押し出すことをフランス語で「エクストラクション」と言うそうです。

インセプション』(原題: Inception)は構想に20年以上が費やされたという、2010年公開のSFアクション映画で多重構造の夢の世界が舞台です。クリストファー・ノーランが監督・脚本・妻であるエマ・トーマスとともに製作しました。なんとレオナルド・ディカプリオさんと渡辺謙さんの共演です。第83回アカデミー賞では作品賞、脚本賞などの8部門にノミネートされ、撮影賞、視覚効果賞、音響編集賞、録音賞を受賞した作品でもあります。

ディカプリオは、他人の夢の中に潜入し、その人のアイデアや情報を盗み取ることを仕事にしていたコブという二人の幼子を持つ父親の役どころ。コブは妻殺しの容疑で指名手配され、子供たちと離れ離れの生活を送らなければならない追われた身の上でした。
ある日サイトー(渡辺謙)という男から新しいスタイルのミッションを依頼されます。コブはその報酬として「自分の犯罪歴の過去を抹消してほしい。子供たちの元へ帰りたい」と、ミッションを引き受ける条件を提示しました。
謙さん、かっこいい! 謙さん扮するサイトーはそんな力を持った日本人実業家という役どころなのです。
インセプション』は夢がとても複雑な3層構造になっていて、その世界観や物語が非常に緻密に組み立てられている作品でした。
このミッションは成功し、コブは無事に子供たちの待つ家へ戻り、それが現実なのか夢の中なのかを確認するため、トーテムのコマをテーブルで回す、というエンディングのラストシーン。
この映画はハッピーエンドなのか否か、視聴者の想像に任せるという終わり方でしたが、私はハッピーエンドに1票です。
1回観て内容を把握できた人、理解できた人を尊敬します。




かいつまんだ あらすじ

近未来では、経営者の夢の中に潜入しそのアイデアを盗む高度な犯罪「エクストラクション」が流行していた。主人公コブとその相棒であるアーサー(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)も、他人のアイデアを抜き取る企業スパイである。ある時2人は、日本人実業家サイトーの情報を抜き取ろうとするが、失敗に終わる。しかしこの一件がきっかけで、コブたちはサイトーから見込まれて新たな仕事の依頼を受けるのだ。

それは、「インセプション」という前代未聞の違法行為だった。任務は、サイトーのライバル企業の社長モーリス(ピート・ポスルスウェイト)の息子ロバートを標的にしたもので、彼の夢に潜入し、嘘の情報を植えつけるというものであった。モーリスは死期が近いため、後継者であるロバートを狙い、経営を失敗させようという企みである。

コブは夢の設計についてのノウハウを、アリアドネに伝授した。彼は以前、妻のモル(マリオン・コティヤール)と夢の中の設計をしたことがあったのだ。これ以外にも、コブの相棒であるアーサー、なりすまし屋のイームス(トム・ハーディ)、鎮静剤の調合のプロであるユスフ(ディリープ・ラオ)など、夢の中の犯罪に詳しいスペシャリストが集まった。加えて依頼主であるサイトーも、旅行客として参加すると自ら名乗り出る。

通常のミッションなら夢の中で死ぬと目覚めるのだが、この作戦では強い鎮静剤が使用されているため、死ねば虚無の世界に堕ちてしまう。メンバーは危険な状態のサイトーを連れてさらに下の階層、すなわち第2階層に潜入することにした。イームスはモーリスの片腕ピーターになりすまし、ロバートに「父親からの別の遺言状がある」とそそのかす。

虚無に落ちたロバートを見つけたアリアドネは、彼を生き返らせるために高層ビルから突き落とす。この衝撃で、死んだはずのロバートの意識が戻った。その後第3階層でロバートは父の死に際に会い、「私のまねではなく、自分の道を行け」という嘘の遺言を聞く。しかしこの嘘は、ロバートに生きる希望を与えるものであった。

コブは、飛行機の中で無事目覚める。周囲には同じように目覚めたばかりの仲間、その中には若くて元気なサイトーもいた。サイトーはインセプションが成功したのだと分かり、すぐさま電話をかける。約束通り、コブの過去の犯罪歴を抹消するためであった。空港では、義父のマイルス教授が笑顔で迎え入れる。

引用元:映画『インセプション』公式Facebookより一部を抜粋

キャスト
レオナルド・ディカプリオ、渡辺 謙、ジョセフ・ゴードン=レヴィットマリオン・コティヤール、エリオット・ペイジ 、トム・ハーディ ほか


148分  2006年制作  2010年公開 アメリカ&イギリス合作のSF サスペンス映画



(※本日使用の画像は「hpb18」からチョイスしたものです)