今日の一枚、今日のひと言

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ノーベル賞授賞式

こんにちは。

12月10日はアルフレッド・ノーベルの命日で、ノーベル賞授賞式のある日です。
授賞式は日本時間24時15分(現地時間16時15分)より「平和賞」を除く5部門がスウェーデンストックホルムにあるコンサートホールで行われます。

2023年のノーベル生理学・医学賞新型コロナウイルスのワクチン開発で大きな貢献をした、アメリカ合衆国在住のハンガリー人、生化学者カタリン・カリコ氏とアメリカ合衆国の医師であり生物学者の、ドリュー・ワイスマン氏(バイオンテック/ファイザーとモデルナによって開発されたCOVID-19のmRNAワクチンの基礎を築いた)の2人が選ばれました。

そうですよね。やはり、研究開発費の予算がとれない日本は、どうしても出遅れてしまう……。

2023年のノーベル物理学賞は「アト秒」と呼ばれるきわめて短い時間だけ光を出す実験的な手法を開発し、「電子」の動きを観察する新たな研究を可能にした、フランス出身でアメリカ合衆国の実験物理学者ピエール・アゴスティーニ氏、ハンガリー出身でオーストリアの物理学者・アト秒物理学の研究を行うフェレンツ・クラウス氏、スウェーデンのアンヌ・ルイエ氏3人が選ばれました。

2023年のノーベル化学賞は「量子ドット」と呼ばれる極めて微細な結晶を発見するなどして、「ナノテクノロジー」の発展につながる基礎を築いた、アメリカの大学の研究者ムンジ・バウェンディ氏、ルイ・ブラス氏、ロシアの固体物理学者であり、ナノマテリアル研究の先駆者であるアレクセイ・エキモフ氏の3人が選ばれています。

2023年のノーベル文学賞には世界各国で戯曲が上演され、ヨーロッパを代表するノルウェーの劇作家で著作家でもあるヨン・フォッセ氏が選ばれました。
村上春樹氏……うーん、残念。(← 今日の一言です)

2023年のノーベル経済学賞は男女の賃金格差の要因や労働市場における女性の役割などを研究したアメリカのハーバード大学のゴールディン教授が選ばれました。

2023年のノーベル平和賞はイランで長年、女性の権利擁護や死刑制度の廃止などを訴え、現在は刑務所で服役している人権活動家のナルゲス・モハンマディ氏が選ばれました。「平和賞」のみノルウェーオスロで授賞式が行われます。




イグノーベル賞
ノーベル賞のパロディーとして「人々を笑わせ考えさせた研究 」に与えられる賞です。「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」や風変わりな研究、社会的事件などを起こした10の個人やグループに対し、時には笑いと賞賛を、時には皮肉を込めて授与されるそうです。
今年の日本人受賞者は、電気刺激を施した箸やストローを用いた味覚の変化についての研究で栄養学賞を宮下芳明氏(明治大学教授)と中村裕美氏(東京大学特任准教授)が受賞しました。




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