佐藤 健くんの主演ドラマをまとめて日曜日に見てたら、
『100万回生きたねこ』の絵本がでてきた。
ドラマのタイトルは『100万回言えばよかった』
なにこれ主人公死んじゃうの?無理やりこじつけたようなドラマタイトル。
個人の感想としては第9話で終わってほしかった。
そのほうが夢だったのかな?って笑い話にできるもの。
第10話の最終回はお世話になった人や大切な人に きちんと挨拶に行くシーンが
描かれていた。
絵本の『100万回生きたねこ』の主人公トラ猫もラストは死んでしまう。
100万人の人に飼われたトラ猫は100万回死んで生きて、ある日 野良猫になり
白い猫と出会う。自分のことしか好きでなかったトラ猫は初めて自分以外のものを
自分以上に大切に思うようになる。
時が経ち、白い猫が死んでしまうと その横で100万回泣いて、朝も夜も
泣き疲れるまで悲しんで、泣き声が聞こえなくなったと思ったら
死んだ白い猫の横に寄り添うようにトラ猫も死んでいた、というお話です。
子供に読み聞かせる絵本というよりも大人が読むべき絵本のような気がする。
この絵本のタイトルがはじめは『100万回死んだねこ』だったけど
教育上の理由でタイトルが変更になったという都市伝説。
私も長い間勘違いをしていたみたい。
うちの本棚に並んでいる絵本を取り出してみたら、やはり『100万回生きたねこ』だった。
輪廻転生を繰り返したトラ猫が、ある日自分よりも大切な存在があることに気づく。
心に残る一冊です。
「時間の長さは関係ないんだよ。短い時間でも宝物になる出逢いってあるんだから」
ドラマ『100万回言えばよかった』の第9話で女性3人の会話が印象に残った。