今日の一枚、今日のひと言

趣味のことやドラマ映画の感想など書き留めておきたいこと・覚えておきたいことを記していきます

今年最後にお届けする映画『フルーク』

こんにちは。
あっという間の1年でした。明日になればウサギさんから辰さんへバトンタッチ。
年末年始はどのように過ごされますか。
今年最後にご紹介するのはご家族で観ていただきたい、ファンタジー映画「Fluke」です。

事故で死んだ男性トムが子犬に生まれ変わり、前世の記憶を頼りに妻子の元へ戻ろうと大冒険の旅に出る物語。
野良犬狩りで捕獲され、殺処分になるところをシェルターからうまく脱走して路上生活者の老婆に可愛がられますが、彼女が亡くなり、飼い主を失ったフルークは言葉の話せる相棒犬ランボーと出会い行動を共にします。
フルークという名前をつけてもらって、食料の調達や車の修理工場のフカフカの寝床、犬として生きる術をランボーから教わる日々……。
とにかくワンちゃんの演技が素晴らしいです!
表情が豊かで、哀愁を帯びたウルウルの瞳があなたを釘付けにしちゃいますよ。
1時間35分のうちの大半は動物たちが主役で見ていてハラハラドキドキさせられます。
犬好きにはたまらない、楽しくて切ない映画でした。
野山を駆け、貨物列車に乗り、ひたすら線路伝いに走り、懐かしいホープウェルの街に辿り着き、家族の元へ戻ったフルークがどうやって自分の正体を伝えるのだろう、最後はハッピーエンドになるのかと思っていたら……まさかのどんでん返し。

雪の降る夜に、自分のお墓の前で妻にお別れを告げて去っていくシーンが心に残りました。
最後は大きな木の下でリスに転生したランボーとの再会が。
人としても犬としても生き方を模索していた彼が どんな形であれ どんな命も慈しむべきだと悟ります。


相棒ランボーが説く 今日の一言です。
ルール1「でも」は禁句。仮定も補足もするな。過去は振り返るな。


2024年がみなさまにとって幸せな一年でありますように。。。




映画「フルーク」 1995年のファンタジードラマ 制作アメリカ  1時間35分
原題:Fluke
監督 カルロ・カルレイ
脚本 カルロ・カルレイ  ジェームズ・キャリントン
キャスト
マシュー・モディーン(Matthew Modine)   1959年3月22日生まれ
エリック・ストルツ (Eric Stoltz)       1961年9月30日生まれ
ナンシー・トラヴィス(Nancy Travis )    1961年9月21日生まれ
サミュエル・L・ジャクソン(Samuel L. Jackson)1948年12月21日生まれ
マックス・ポメランク(Max Pomeranc)    1984年3月21日生まれ  息子役
ロン・パールマン(Ron Perlman)       1950年4月13日生まれ
ジョン・ポリト(Jon Polito)          1950年12月29日生まれ
ビル・コッブス(Bill Cobbs)          1934年6月16日生まれ
コリン・ウィルコックス・パクストン      1937年2月4日生まれ







お題「忘れられない映画やドラマのセリフ」