今日の一枚、今日のひと言

趣味のことやドラマ映画の感想など書き留めておきたいこと・覚えておきたいことを記していきます

メロディ・フェア  Bee Gees

こんにちは。今年の8月、お盆の時期になりますが「テレビ埼玉」でノーカット放送されました。
日本で大ヒットを記録した、今でもなお愛され続ける不屈の名作『小さな恋のメロディ
この映画で流れる曲が、まるで映画のために作られたのでは?と思えてしまうほど心に残っています。

お題「映画音楽が好き」

「メロディ・フェア Melody Fair~小さな恋のメロディ~」ビージーズ  Bee Gees

ビー・ジーズはイギリスのマン島に生まれたバリーと双子の弟ロビンとモーリスのギブ3兄弟によるグループです。
2000年代まで長きにわたり活躍しました。


小さな恋のメロディ』の紹介:1971年のイギリス映画。(1時間46分)
ごく普通の家庭に育った美少年のダニエル(マーク・レスター)と貧しい家庭に育ったガキ大将のトム・オーンショー(ジャック・ワイルド)は大の仲良し。学校が終わるといつも一緒に遊んでいました。
引っ込み思案のダニエルは、同じスクールに通う少女、メロディと出会い、お互い好きになります。
二人はいつしか「結婚」を意識し始め、学校をさぼってのデートがばれて校長に叱られ、クラスメートからからかわれても二人の意志は固まっていました。
ダニエルとメロディは「僕たちは結婚します」と宣言。
ある日、廃線跡にクラスメートが集まり、トムが神父役で結婚式をあげることに。
学校に生徒がいないことを知った校長や両親が結婚式をやめさせようとして大乱闘になります。
やがてダニエルとメロディはトムの助けでトロッコのある野原に行き、ふたりはトロッコに乗って花の咲く果てしない草原を駆け抜けていくというラストシーンが印象的な作品でした。

後にハリウッドで監督として成功を収めるアラン・パーカーの脚本家デビュー作です。
監督:ワリス・フセイン 出演者:マーク・レスター(ダニエル・ラティマー)、トレイシー・ハイド(メロディ・パーキンス)、ジャック・ワイルド(トム・オーンショー)、シェイラ・スティーフェル(ミセス・ラティマー)、ジェームズ・コシンズ(校長先生)ほか



【解説】映画『小さな恋のメロディ』は、なぜ日本を中心に愛され続けてきたのか|CINEMORE(シネモア) より以下の文章を一部抜粋してご紹介します。

今から半世紀近くも時を遡る、1971年。日本で、意外な洋画が話題を集めていた。そのタイトルは『小さな恋のメロディ』。同年の配給収入で2億円を記録し、洋画の5位という大ヒット。上位4作品は3.2億円の『ある愛の詩』を筆頭に、『エルビス・オン・ステージ』『栄光のル・マン』『チャイコフスキー』と並ぶ。ちなみに邦画のトップは7.8億円の『男はつらいよ 寅次郎恋歌』であった。

イギリス・アメリカで、ある程度の期待がかけられたのは、ダニエル役のマーク・レスターと、友人トム役のジャック・ワイルド知名度が高かったから。アカデミー賞作品賞受賞作で、1968年のミュージカル映画『オリバー!』でマークは主人公を演じ、ジャックは2番手のキャストで共演していのだ。とくにジャックは天才子役スターであり、『小さな恋のメロディ』でも最初にクレジットで名前が出てくる。

しかし両国の不振に関係なく、日本では予想外のヒットを記録した『小さな恋のメロディ』は、熱狂的なファンを獲得することになる。


2022年10月、コロナ禍により1年遅れの公開50周年イベントがマーク・レスターとトレーシー・ハイドを迎えて、10月15日 から30日の間、京都みなみ会館、横浜シネマノヴェチェント、10月25日にはヒューマントラストシネマ渋谷で、それぞれイベント上映されました。舞台挨拶やサイン会、懇親会など日本のファンとの交流会が行なわれたそうです。