今日の一枚、今日のひと言

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今年の映画を振り返って「非常宣言」

こんにちは。
12月4日はアメリカのSF映画E.T.』(イーティー)が日本で公開された記念日でした。

E.T.」は「Extra-Terrestrial」の略で「地球外生命体」のこと。
映画は地球に取り残された地球外生命体(E.T.)と少年エリオットとの交流を描いた物語でした。
スピルバーグが両親の離婚後に作った空想上の友人が元になっているのだそう。
第55回アカデミー賞では、作曲賞、視覚効果賞、音響賞、音響編集賞の4部門を受賞。
1994年には「文化的、歴史的、美学的に重要な作品」として、米国議会図書館のアメリカ国立フィルム登録簿に登録されています。
E.T,は宇宙人で名前は「エキストラ・テレストリアル」を略したもので
言葉は話せないけれども念力でボールを浮かせることなど、自分の描いたイメージ通りに現実の人間を操ることもできました。
子供の頃はそういった夢のあるSFが大好きでしたね。

1982年は近未来を描いたSF映画と超常現象、ホラー映画も目白押しの年でスタートレック2、コナン・ザ・グレート、ポルター・ガイスト、13日の金曜日、ロッキー3、ランボーブレード・ランナーガンジートッツィーなど。
国内で興行収入が高かった映画はセーラー服と機関銃ジャッキー・チェンキャノンボール、レイダース失われたアーク、少林寺あたり。観ていないし、知らなかったのが「ミラクルワールド ブッシュマン」でした。……そういえばブッシュマン流行してたかも。

E.T.」はアカデミー賞では、作曲賞、視覚効果賞、音響賞、音響編集賞の4部門を受賞していますが、日本アカデミー賞作品賞は「蒲田行進曲」でした。
個人の感想ですけど、なんだか昔のほうが映画館の大スクリーンで観たいと思う作品が多かったように感じます。



日本はもうダントツでアニメ映画(コナンとスーパーマリオ)に押されて、邦画は観るに忍び難し……。映画館へ足を運んだ「レジェンド&バタフライ」は1週間後にはAmazonプライムで無料で観れるようになったことにショックを受け、それ以降、自宅での映画鑑賞ばかり。
キム・ナムギルの出演していた「非常宣言」の劇場公開を昨年から楽しみに待っていたのですが、結局こちらもAmazonプライムにお世話になりましたし。

「非常宣言」あらすじ
韓国映画界を代表する俳優ソン・ガンホイ・ビョンホンが共演し、飛行機内で発生したウイルステロの恐怖を描いたパニックスリラー。 イ・ビョンホン演じる飛行機恐怖症のパク・ジェヒョクは娘とともにハワイ行きの航空機に搭乗するのですが、離陸後まもなく乗客が相次いで謎の死を遂げ、機内はパニックに陥ります。この作品に副操縦士の役で出演していたのがキム・ナムギル。そしてZE:Aのイム・シワンが悪役を演じました。機内で致死性ウイルスがバラまかれるというバイオテロの犯人です。甘いマスクでこんな役も引き受けちゃうのね。ウイルスに感染して死んでしまう自爆テロの役でした。特撮と俳優陣の演技で作品は迫力のある仕上がりになっています。「非常宣言」を出すとどの飛行機よりも最寄りの空港へ着陸できる優先権が与えられるそうなのですが、アメリカも日本も受け入れを拒否し、最終的には韓国の空港へ戻る決断をします。日本政府が、航空自衛隊を出動させ民間機にむかって威嚇射撃をするシーンは、何か不自然というか、違和感をおぼえました。制作サイド(韓国)の日本に対する距離間の現れがよく出ていた場面です。

「非常宣言」キャスト
ソン・ガンホ   (ク・イノ刑事)
イ・ビョンホン  (パク・ジェヒョク元操縦士)
チョン・ドヨン  (キム・スッキ国土交通省大臣)
キム・ナムギル  (ヒョンス副操縦士
イム・シワン   (リュ・ジンソク)
キム・ソジン   (ヒジン チーフパーサー)

監督&脚本 ハン・ジェリム       2022年 141分  韓国映画



それにしてもキム・ナムギルのパイロット姿は素敵でしたよ。
今年一番印象に残った映画です。







※ 本日使用させていただきました映画の画像2点は Amazon Prime Videoよりお借りしたものです。