今日の一枚、今日のひと言

趣味のことやドラマ映画の感想など書き留めておきたいこと・覚えておきたいことを記していきます

この地方特有の呼び名

今週のお題「これって私の地元だけですか」

こんにちは。
お盆の週の別荘からの帰り道のことです。大雨で通行止めになってしまったので
自宅へ戻れず、引き返して沈殿していました。
テレビがないので東海道新幹線がとまっていることも
後日ネットニュースで知ったくらいで。

台風の影響で雨が叩きつける窓の外をうらめしく眺めていると、
ふと目に留まったのがコシアブラの木でした。
地元の人から1mくらいの苗木をいただき、玄関前に植えたのが
いつのまにか3m以上に成長して新芽を採るのに苦労するくらい伸びています。
「天婦羅にするとおいしいよ」と教えてもらい
春になるのを心待ちにしていました。
その時、地元の人から
「この辺では、コンテツっていうんだよ。ゴンテツともいう」と
説明を受けたのが山菜のコシアブラです。
山菜に関しては全く知識がなくて、すぐにメモをとりました。
地元民ではないのですが、この地方(岐阜県)特有の呼び名のようですので
今週のお題」で紹介させていただくことにしました。

別名を金漆(ごんぜつ)ともいうそうです。
「ごんぜつ」を「ゴンテツ」と聞き間違えたかしら・・・
はてな (・・?
でも「コンテツ」はこの辺の方言で間違いなさそうですので。

コシアブラの木材は、器具、箸、楊枝などにされる。米沢市に伝わる木工工芸品の笹野一刀彫(おたかぽっぽ)を作る際の材料として用いられる。また、「刀の木」とも呼ばれる。コシアブラの枝は、皮をこするときれいに抜け、芯と皮とが分離する。これを刀と鞘に見立て、かつて子供の玩具とされたことに由来する。

採取時期は暖地が4 ~5月、寒冷地や高山では6 ~7月ごろまでが適期。
タラの芽と並ぶ山菜の王者として収穫され、天婦羅やかき揚げが一番おいしい食べ方だそうです。
同じウコギ科タラノキやウド同様、山や丘、林道脇など、伐採された日当たりのよい明るい斜面に多く見られます。


ちなみに中国地方の北広島周辺では「バカノメ」とも言うらしいですよ。