今日の一枚、今日のひと言

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水都まつりで万灯流し

こんばんは。
大垣の「水都まつり2023万灯流し」に行ってきました。
もともと灯籠流しはインドで生まれ、ヒンズー教や仏教と共に東南アジアに広まった行事です。
日本は戦後、広島や長崎をはじめ戦争で犠牲になった人々の魂を弔うために
全国各地で行われるようになりましたが1970年代に入ると海や川の汚染が問題になり、
灯籠をそのまま流すことを中止、廃止する地域が増えて
日本の夏の風物詩だと思っていた灯籠流しは限られた場所に残る珍しい行事となってしまったようです。
水の都といわれる岐阜県大垣市で「万灯流し」が行われると聞き、35℃の暑さの中、
ひさしぶりの«おでかけ»をしました。

大垣駅前の地下道を通ると、目に飛び込んできたのが壁に大きく描かれた「猫と金魚鉢」

涼感満載です。
AKBじゃなくてOKB(大垣共立銀行)通りのメインストリートには露店が並び、
「ふりふりポテト店」「じゃがバター店」「かき氷店」この3店には長蛇の列。

夕暮れが近づくと川の両サイドの提灯や置き灯籠に灯りがともりました。
夜7時になり、大きな灯籠が流れてスタート。それから続々と市民お手製の灯籠が。


子供の頃、浴衣を着て父と灯籠流しをした思い出が蘇りました。
お題「思い出の駄菓子/好きな駄菓子は?」
当時は、先祖や戦没者を偲ぶというよりも綿菓子やキャラクターのお面を買ってもらえるのが
嬉しくて父について行ったような気がします。

少し大きくなって、ある年の5月に祖父が亡くなり、初盆の8月に父と一緒に
灯籠流しをしましたが、その年の11月には父が癌で亡くなり
私にとって灯籠流しと綿菓子は特別な思いがあります。



水都まつりのメインステージでは、韓国のK-POPグループD-ONEのパワフルなダンスと歌が
暑さを吹き飛ばす盛り上がり。少し立ち止まってステージを観ていると
イケメンのおにーさんがD-ONEのチラシを手渡してくれました。


大垣名物の水まんじゅうをお土産に買い、水都まつりの会場をあとにしました。

水まんじゅう・金蝶園総本家  銘々皿・美濃焼  菓子楊枝・金沢漆器


◆水まんじゅうは
明治時代の初めに、冷たい地下水に漬けて冷やすよう、葛には水に強い蕨粉を混ぜ、
柔らかく炊き上げた生地を陶器のお猪口に流して固めたもの。

◆現在も行われている国内の主な灯籠流し
福島県阿武隈川横浜市大岡川・栃木県渡良瀬川新潟県長岡市柿川・福井県九頭竜川・京都嵐山桂川
京都宮津湾・広島県原爆ドーム対岸元安川富士河口湖湖畔など

◆水都まつり 2023年8月4日(金)~6日(日) 3日間  
※万灯流し出し 8月5日土曜日19時~ 貴船広場~高岡橋
大垣駅通り、本町一番街一帯、ブラツキ通り、郭町東2丁目通り、水門川周辺 等
JR大垣駅南口から徒歩5分
「万灯流し」読み方=まんどうながし


お題「昨日に戻れたら、何をしたい?」
行ってみてわかったこと。市民でなくとも参加可能なようでしたのでオリジナルの灯籠を作って流したい。